おもに、シンガポールでの生活を綴ります。

2012年6月11日月曜日

スーツケース修理 @シンガポール

10年前に、日本(茨城県下妻市のジャスコ内、白木屋カバン店)で
買ったサムソナイト。

車輪が、なめらかに回らなくなった。

思った方向にまっすぐ進まない。



修理しなくっちゃ。

ネットで調べてみると、サムソナイトより、MIRRCO ていうなんでも修理してくれる店が

安いらしい。

バスで行こうかな。

ゴロゴロ、ゴロゴロ。

502番のバスで、一本。
タイ大使館前で、降りて、伊勢丹裏へ。

ゴロゴロ、ゴロゴロ。

SHOW CENTERの4Fは、ほとんど空き店舗だ。

ガランとした4Fの狭い一角で、おねーさんが受付している。



「車輪が、スムーズに動かないので修理してください。」・・・・上の写真のとおり説明する。

「動くじゃない?」

「体重かけて重くすると、引っかかる。スムーズに動かない。」

「(ちょっとだけ体重かけて)そお?動くじゃない。」・・・・動けば修理しないのか?

「ほら~、引っかかっています~。」・・・・動かしてみせる。

「車輪取り替えて欲しいの?
小さい車輪しか取り替えられないわよ。」・・・・小さい車輪は問題なく動く、とさっき言ったんだけど。


修理できない、って。


どうしようかな。



隣の伊勢丹のスーツケース売り場へ行ってみようか。



「スーツケース修理して欲しいんですけど。」

「あ、サムソナイト。彼女が担当。」

指された彼女に、

「修理して欲しいんですけど。」

「ここでは、修理できません。エキスポ駅前のサービス店へ行ってください。」





名刺を渡されたので、タクシーで行きたくなったけど、

オーチャード駅から、シティーホール駅で乗り換えて、エキスポ駅まで電車で行く。

ガラガラ、ガラガラ。


エキスポ駅前のチャンギシティーポイント2F。

狭い店内に、修理済みのカバンがいっぱい。


右に置いてあるカウンターのボタンを押すとナンバー札が出てくるので、
それを持って待つ。



前の人が、

 「一回の使用でこうなったんだ。」

「これは、製造上の問題ではなく、使用上の問題ですので。」

をなん度も繰り返す、押し問答。

結局カバンを持ち帰り、帰り際、私にむかって、

「アメリカンツーリスターなんか絶対買っちゃだめだ!」

と言って、帰っていった。

私の番になり、

写真と同じように説明すると、

サムソナイトのおにーサンは、
しばらくいじったり、フタ開けて、中からさわってみたりしていたが、

やおらクレ556みたいなので、ノズルをホイールの中に差し込んで、油をさした。

車輪4つ に、油をさして、どうですか、と聞くので、

床で走らせてみる。

くるくる、くるくる。

動きました。とっても軽い。

油を指すことは、考えなかったな。

くるくる、くるくる。

そのまま持って帰りました。

無料でした。

がらがらの東西線




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