4月19日、木曜日に、
教会の中国語礼拝に出席しているおばあさん(86歳)が亡くなった。
20日、金曜日にお通夜に参列した。
彼女は、私が出席する聖書勉強会のメンバー、マーガレットのお母さん。
住まいは、HDB。長男家族と同居していた。
お通夜会場は、HDB下の空きスペース。
葬儀社が設営した、白い幕に三方を覆われた5m四方くらいのスペースの中で、
正面に故人の写真。
詩篇23編6節の書かれたタペストリー。
「まことに私の命の日の限り、いつくしみと
恵みとが、私を追ってくるでしょう。
私は、いつまでも主の家に住まいましょう。」
周囲に生花の花輪。真ん中にお棺が、置かれていた。
それに向かって、12脚の椅子が、10列並んでいて、前の列には親族が着席。
親族は、揃いの白いTシャツを着ている。
参列客は、シャツにスカートや、半ズボン、サンダル、良くて靴。
縞柄や、花柄もあり。いわゆる普段着。
日本みたいに、髪型、化粧、アクセサリーにまで、
気を遣うなんてことは、一切なさそう。
ただ、色合いは、灰色や、ブルー。
赤や、ピンクの暖色系を着ている人はいない。
日本式に、黒を 着ていくと完全に浮く。
香典(お花料)は、会場に着いた時に、マーガレットに渡した。
マーガレットは、封筒に名前を書くと、
帳簿係りらしき人に、渡す。
最初から、名前を書いて渡しても良い。
帳簿係は、すぐに袋を開き、名前と金額を、記帳していた。
香典袋は、白無地の小さめの封筒。(文房具屋に売っているサイズで、小さいもの)
中身は、同じ勉強会の仲間のお母さんなので、50ドル。
(同じ教会の方から、聞いて)
香典係の手元には、10ドル札が多かったから、
ただの近所や知り合いは、それより少ないかもしれない。
8:00pmから式が始まった。
教会の兄弟が、司会。
神様に従って生きた故人の簡単な紹介と全員での聖歌、司会のお祈り。
別の兄弟が、メッセージ。
全部で、1時間弱。
最後に、親族が、お棺の周りに立ち、
弔問客が、ひとりずつ順番に故人(顔を見る)と親族(握手)に 挨拶。
そのあとは、ケータリングが、用意されているので、残って食べてもいいし、帰ってもいい。
シンガポールのお通夜は、いつ来て、いつ帰ってもいい。
式の前に帰った人もいたし、式の途中で来た人もいた。
夜中起きているので、麻雀が始まることはよくあるという。
明後日22日、日曜日午後には、もう一度、今度は、中国語で通夜式があり、
お葬式は、月曜と、アナウンスされた。
お葬式が、4日後ということは、もちろん遺体は、防腐処理(蝋化)されているそうだ。
お葬式は、主に親族中心なので、その他一般は、通夜に出席する。
式の30分前頃に来て、遺族と話し、飲み物(水)やつまみ(かぼちゃの種や、落花生)をいただき、
式に参列し、帰る、のが良さそう。
故人は、今週、礼拝に出席し、なくなる日の朝ご飯を食べ、しばらくして見に行ったら、
亡くなっていたそう。
マーガレットは、
「とっても幸せな亡くなり方だったの。」と言っていた。
86年のこの世での生活を、無事終えて、今は天国にいる。
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